訳あってトルコに来ることになり、生活のためにトルコ語を勉強しましたが、正直勉強し始めの頃は「トルコ(共和国)でしか使えないトルコ語を話せるようになったとして日本に帰国したら何になるのだろう」という思いがいつもありました。 語学学校に行くこと…
お久しぶりです。 家に帰る途中に乗った地下鉄はガラガラでした。月曜日の夜だからでしょうか。 車内には空席が目立ち、難なく座ることができました。
空港や港、国境には税関があって、そこを商品が通る時は関税を支払うことになっています。関税を払わずにこっそりと商品を持ち込むと密輸になります。 個人旅行で関税逃れの方法はいろいろありますが、たとえば外国の企業がトルコに商品を輸出する場合にも、…
いんげん料理 夏の代表的な料理のひとつです。夏はいんげんの季節で、お店にどっさりと積まれています。料理に特に決まった名前がないので、とりあえず「いんげん料理」と呼んでおります。
クルファスリエ トルコ料理で有名なものの一つが、クル・ファスリエ(Kuru Fasulye)です。「クル」は「乾燥した」、「ファスリエ」は「豆」という意味で、白豆のトマトソース煮込みです。ピラフを添えて食べるので、お米料理が好きな人にはおすすめです。 お…
トルコの比較的新しめのアパートは、入り口がオートロックになっていて、外から入り口横のインターホンに暗証番号を入力するか、呼び鈴を鳴らして内側からロックを解除してもらうかして中に入れるようになっている。 そこから自分の部屋に入った後ドアは自動…
イスタンブル空港の中 4月の第一週目のどこかに、イスタンブール新空港が開港しました! 去年の10月開港予定が11月に延期され、3月にも間に合わず、やっと完成しました。 最初に言っていた時から実に約半年経っています。まあ予定通りになるとは最初から期…
トルコでバスに乗ったら、運賃を現金ではなく公共交通機関専用のプリペイドカードで支払います。 バスに乗る前に、日本のSuicaのようなプリペイドカードにあらかじめお金をチャージしておいて、それを乗る時に運転手の横の機械にかざして運賃を払います。 バ…
みなさんは自分の親あるいは子どもと顔が似ていますか? それともまったく似ていませんか? 「東洋人は顔が同じで区別が付かない」というトルコの人たちに筆者の家族の写真を見せると、「全員顔が違うねぇ・・・いろんな人種(民族)が混じったにちがいない…
トルコで日本食が恋しくなった時。
「人は見た目が〇割」なんとかというキャッチフレーズが数年前の日本に出回りましたが、それだけ人の人間の特徴で唯一むき出しになっている見た目というものは何かと重要視されるものです。 「人は見た目がすべてじゃないよ」とも言いますが、それも結局は見…
以前、「トルコ式ネコの呼び方」という記事で、ネコを呼び寄せる音について二通り書きました。 一つがトルコ式にpspspsps...で、もう一つがエジプトなど中東・中央アジア式にksksksks...です。
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 2019年になって早二週間が過ぎました。遅くなりましたが新年のご挨拶を申し上げます。 今年は亥年ですね。トルコでも中央アジア時代の名残りか十二支が知られています。 日本で年を越せずにい…
トルコお土産屋さんに行くとほぼ必ず目にするものが、「ナザレ・ボンジュウ」というものです。青くて円く平べったいガラス玉の真ん中に黒い点が付いていて、その周りが黄色で縁取られています。色はともかく、目玉を彷彿とさせます。 「ナザレ」は「邪視」と…
10年くらい前に「世界のナベアツ」というお笑い芸人のネタが一世を風靡しました。「3の倍数のときだけアホになる」というあのネタです。ちなみに今は落語家に転身されたそうで、「桂三度」という名前でご活躍されているそうです。 ナベアツさんのネタにあや…
『千と千尋の神隠し』の中で、「かおなし」というキャラクターが登場します。全体が黒い影のような存在で、顔は無く、代わりにお面がついています。 存在感も感情も外に出てこない一方で、孤独感が強く人一倍欲があり、体の部分で唯一リアルな巨大な口で、欲…
日本語で海という時、一般に塩水を指すと思います。それも陸地で閉ざされていない開放的なところです。たとえば太平洋、日本海、インド洋、大西洋などがあります。 塩水でも陸地で閉ざされていれば「塩湖」のように湖と考えます。 トルコ語で海のことを「den…
ある町にてイタリア系のカトリック教会に入った時のこと。 入り口にいる管理人らしき男性が話しかけてきました。推定40歳前後、黒髪で雰囲気はどことなく東南欧の人のようです。彼のトルコ語にはアクセントがあり、どうやらトルコ人ではなさそうです。 そこ…
かのオッペケペー節のリズムにのせて口ずさんでみてください。 ※学会に対して批判の意味はとくにありません
ほトルコから地中海を南に下ったところにエジプトという国があります。 エジプトと言えば、ピラミッドや小鳥の頭をした神様など古代文明で有名なところです。 エジプトの正式名称は「エジプト・アラブ共和国」であり、アラブ人の国ということになっています…
日本でテレビを見ている時にたまに入る「ピー音」やモザイク。 これらはテレビ局が「放送するにふさわしくない」と判断した言葉や映像が出てくる時に、それらを隠すために掛けられます。テレビの他に、ラジオや映画にもあります。 特定の箇所を隠しつつも、…
小学生および中学生の時、出席名簿を見て女子がやや多いなと思い、高校と大学で圧倒的に男子が多いことに気づきました。 世の中で男と女の割合はどうなっているのだろうと思い、町の人口統計を見て男性がやや多めのほぼ一対一であることを知り、それは県レベ…
とある町へ行くために、長距離ノンストップのバスに乗っていた時のこと。 まっすぐに続く道の両脇には、畑が広がり、所々小さな商店らしき建物やガソリンスタンドが見えました。遠くには山がそびえています。 その時、道の脇で野菜か何かが入ったビニール袋…
(ご飯を催促しにすり寄るネコを見て) タダ飯を ねだる代わりに にゃーと鳴き 心の一句。
小中高の音楽の授業で疑問に思ったことが二つありました。 教室に掛けられていたベートーヴェンなどクラシック巨匠たちの肖像画(のレプリカ)。 音楽鑑賞の時に西洋のクラシック音楽が流れること。日本の音楽についてほとんど触れられないこと。 日本の音楽…
A「はじめまして。僕の名前は鈴木太郎です。」 B「はじめまして。私の名前は田中花子です。どうぞよろしく。」 A「そちらはどなたですか?」 B「こちらはわたしの友達のジョンです。」 ジョン「どうぞよろしく。」
「イヌ派かネコ派か?」 という議論がひと昔前に日本で流行りましたが、「好きな動物は何か」という問いの裏にあらかじめ用意されている選択肢は、ずばり「イヌかネコか」です。 そしてこうした問いは、イヌかネコという対象物の好み自体を聞いているのでは…
トルコのことではありませんが、「トルコにありて思うもの」として日本のゆるキャラについて書こうと思います。 日本ににあってトルコにないもの、そしてその逆も然りですが、トルコになくて日本にあるものの一つが「ゆるキャラ」でしょう。 トルコに限らず…
日本では家の中に入る時、玄関で履物を脱ぎます。 実はトルコでも同じ。中央アジアなどトルコ系の国でも同じです。 一方、西洋では靴のまま家の中に入ります。 もう一つ、家の中で日本と同じものが、床の上に座ること。 もちろん今は椅子に座ることが主流に…
言葉の基本、挨拶の最初に言う「こんにちは」という言葉。 外国語を勉強する時も、まず「こんにちは」という言葉から始まります。 トルコ語の「こんにちは」には、いくつかのバリエーションがあります。 一番メジャーなのが「Merhaba メルハバ」。 その他に…