ゆるキャラとペンギン
トルコのことではありませんが、「トルコにありて思うもの」として日本のゆるキャラについて書こうと思います。
日本ににあってトルコにないもの、そしてその逆も然りですが、トルコになくて日本にあるものの一つが「ゆるキャラ」でしょう。
トルコに限らず海外でメディアンのネタにされるほど、「ゆるキャラ」というのは特に日本的な文化なようです。
日本の代表的なゆるキャラとして、ひこにゃんやくまモンが挙げられ、特にくまモンは東アジアなど海外でもファンが多く、熊本へ「聖地参り」に来る人もいるほどです。
人気になったゆるキャラを見ていくと、あることに気づきます。
それは、体形が「ずんぐりむっくり」であるということ。
からだ全体の形がゆるやかに「Aライン」を描いています。
ゆるキャラに限らず、愛らしいorゆるい要素を持ったキャラクターは大体この条件を満たしています。
例えば、ポケモンのピカチュウや銀魂に登場するエリザベスなどです。
キャラクターなどの抽象物は、自然の中に着想を得ているものが多いので、ゆるキャラの原像も自然の中にあるのではないでしょうか。
そう言って思いついたのが、「ペンギン」という存在です。
特にコウテイペンギンやキングペンギンのヒナを思い浮かべてみると、どこかゆるキャラに体形が似ている気がします。
万人受けするゆるキャラの黄金比率「Aライン」こそ、ペンギンの形そのものではないか。
というのがペンギンの写真を見てふと思ったことです。