ひつじの国からメェるはバァ

トルコ☆ローカル☆見聞録

バスに乗ったら・・・

トルコでバスに乗ったら、運賃を現金ではなく公共交通機関専用のプリペイドカードで支払います。

バスに乗る前に、日本のSuicaのようなプリペイドカードにあらかじめお金をチャージしておいて、それを乗る時に運転手の横の機械にかざして運賃を払います。

バスの中で現金払いをすることは原則としてできないことになっています。

 

さて、プリペイドカードをかざす機械ですが、バスの一番前、運転手の真横にしかありません。

雨の日や朝・夕のラッシュ時などバスが混雑する時は、後方のドアからも乗車できるようになっていますが、人混みの中身動きができず、前の機械にまでたどり着けません。

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「橋の下から拾ってきた」という話

みなさんは自分の親あるいは子どもと顔が似ていますか?

それともまったく似ていませんか?

 

「東洋人は顔が同じで区別が付かない」というトルコの人たちに筆者の家族の写真を見せると、「全員顔が違うねぇ・・・いろんな人種(民族)が混じったにちがいない」と言われます。(筆者は純日本人のはずなのですが)

 

 そんな時に筆者は言います。

「小さい頃、両親に『あなたたちは橋の下から拾ってきたのよ』と言われました。だから全然似ていないんですよ~。」

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ネコは見た目が〇割

「人は見た目が〇割」なんとかというキャッチフレーズが数年前の日本に出回りましたが、それだけ人の人間の特徴で唯一むき出しになっている見た目というものは何かと重要視されるものです。

「人は見た目がすべてじゃないよ」とも言いますが、それも結局は見た目が与えるインパクトの大きいことを前提にした話であります。

 

そんな人間界で取沙汰される見た目の問題が、(トルコの)野良ネコ界ではもっとシビアに現れるます。

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ネコがより反応する音

以前、「トルコ式ネコの呼び方」という記事で、ネコを呼び寄せる音について二通り書きました。

一つがトルコ式にpspspsps...で、もう一つがエジプトなど中東・中央アジア式にksksksks...です。

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あけましておメェでとうございます!~トルコの元旦~

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

 

2019年になって早二週間が過ぎました。遅くなりましたが新年のご挨拶を申し上げます。

今年は亥年ですね。トルコでも中央アジア時代の名残りか十二支が知られています。

日本で年を越せずにいること早〇年、今年もトルコで年越しでした。

これまでトルコで年を越して来ましたが、日付が変わっても新年を迎えた!という感覚がなく、トルコに来てから数年経つも長い一年を過ごしているような気分のままでした。

 

というのも、トルコでは新年は大した行事ではないのです。もともと特にお祝いの習慣はありませんでしたが、欧米文化の影響で最近トルコでも新年を祝うようになりました。

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トルコの邪視祓い

トルコお土産屋さんに行くとほぼ必ず目にするものが、「ナザレ・ボンジュウ」というものです。青くて円く平べったいガラス玉の真ん中に黒い点が付いていて、その周りが黄色で縁取られています。色はともかく、目玉を彷彿とさせます。

 

「ナザレ」は「邪視」という意味です。トルコでは、目、とくにじっと見つめる視線には大きな力があって、特に美しさや豊かさなどに対する人の”妬み”の感情が加わった時にものすごい破壊力を発揮するのだそうです。そのような目で見つめられるとその身に大きな災いが降りかかるとか。

実際、災いまでいかなくとも、外に出て外国人だからとじろじろ見られると、ものすごくエネルギーを吸い取られた気分になります。そのくらい目線というもの自体には大きな力があると思います。

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