モラルの在りか:「ピー音」や「モザイク」といった放送規制から
日本でテレビを見ている時にたまに入る「ピー音」やモザイク。
これらはテレビ局が「放送するにふさわしくない」と判断した言葉や映像が出てくる時に、それらを隠すために掛けられます。テレビの他に、ラジオや映画にもあります。
特定の箇所を隠しつつも、その番組や映画自体を禁止しているわけではないので、「ここまでは良いけどここからはダメ」という線引きの在りかを示すものであると言えるでしょう。
日本の場合、その対象の多くが性に関するもののように思います。どこまでが流されてどこからが隠さているのかを考えると、日本のメディアにおけるモラルの境界線が分かってきます。
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